学生時代の学びと就職活動

ーーまずは学生時代の研究内容や学んでいたことを教えてください。

千葉さん（2024年入社/エンジニア）:

豊橋技術科学大学大学院の電気・電子情報工学専攻で、大学院まで進学しました。講義ではロボット向け組み込みソフト開発などに取り組みましたが、自学習でRubyを用いたWeb開発にも取り組んでいました。

一ノ宮さん（2024年入社/エンジニア）:

神戸大学の理学部化学科に在籍していました。一番面白そうな量子科学系の研究室に入ったんですが、自分の中でなかなか面白さを見出せず、中退しました。

その後、『研究よりも目に見えるものを作りたい』『ゲームであれば手に取ってもらえる』という想いから、ゲーム系専門学校へ進学して無事に卒業しました。

ーー続いて、就職活動のお話を伺いたいです。

千葉さん:

逆求人サイト、ナビサイト、イベントをメインに活動していました。最初は安定を考えて半導体メーカーを受けましたが、自分がやりたいこととは違うと思いながら進めた結果、最終面接で落ちてしまいました。

そこから何が本当にしたいのか考え抜いて、『やっぱり自分は開発に携わる仕事をしたい』とWeb系に方向転換しました。

その上で、スタートアップ中心に企業を探していきました。『責任ある仕事を任せてもらえる』『影響力が大きく、自由度が高い』等が自分に合っていると思ったんです。

ーーその中で、カウンターワークス社に決めた理由を教えていただきたいです。

千葉さん:

『面接時に会う1人1人が対等に向き合ってくれる』という点から入社を決めました。

役員やCTOと面接で話して、皆さんすごくフラットな対応だったんですね。よくある“上から目線”みたいなのが全然なくて、『一緒にやってみようよ』と言ってくれる感覚でした。対話を重ねるうちに、ここなら自分の考え方を活かせそうだなと思えたのが決め手です。

ーー一ノ宮さんはいかがでしょうか？

一ノ宮さん:

まずはゲーム業界を中心にひたすら書類を出していました。就活サイトなども本当に片っ端から全部登録しました。

でも、好きなゲームタイトルをチェックしてください等のアンケートにあまり答えられず、ゲーム愛が足りていないのではないかと思うようになりました。

そこでゲーム業界以外にも視野を広げ、就活イベントに参加したのがカウンターワークスとの出会いです。

最初にCTOが説明してくれたんですが、話のわかりやすさとスピード感がすごかったです。この会社だけ雰囲気が違うと感じました。

ーー入社の決め手についてもお伺いしたいです。

一ノ宮さん:

CTOと話した後に自分なりにビジネスモデルを調べたら『商業施設のDX化』『空きスペースを活用』といった世界観がとても面白く感じました。

大学で演劇をしていた時、空きスペースを探す機会があり当時の体験からすごく興味を持てたんですね。そこから未来の商業施設について、10年後や20年後のことまで考えれば考えるほど楽しくて、これが決め手かもしれないですね。

千葉さん:

（一ノ宮さんへ）就活でもっとこうすればよかったと思ったことはある？

一ノ宮さん:

いろいろな企業を受ける中で、『この企業は面接が厳しそう』といった警戒をすることはあったけど、参加してみたら思ったより良かったって終わることが多かった。もっと参加していればよかったと思いますね。

仕事内容とやりがい

ーー現在の仕事内容について教えてください。

千葉さん:

僕はSHOPCOUNTER Enterpriseというお客様向けのプロダクト開発を行うチームに所属して、主にRubyによるバックエンドの設計・実装を担当しています。データベース設計、API設計、バグ修正など幅広く関わっていますね。

他にはGo言語（Golang）を使うチームもあり、当社としてはGoとRubyをどちらも使用しています。

一ノ宮さん:

（千葉さんへ）やりがいだと感じることは何がある？

千葉さん:

大きめの機能開発を2ヶ月くらいかけてリリースしたことかな。そしたら「すごく仕事が楽になった」っていう利用者さんの声がフィードバックとして届いて。あの瞬間が一番嬉しかったですね。『自分の作った機能がちゃんと役立ってるんだ』と実感できました。

ーー一ノ宮さんは、どんな業務を担当されていますか？

一ノ宮さん:

私は全社横串でインフラ開発を中心としたチームに所属しています。具体的には、アプリケーションを動かす土台の部分で、たとえばクラウド環境の構築・運用や障害調査などがメインです。

また『今凄く必要だけど、アプリケーションチームで誰もできない、ちょっとチャレンジングな課題』も日々行っていますね。たとえばデータ分析やAIによる業務改善など、裏から支えるような業務に取り組んでいます。

千葉さん:

（一ノ宮さんへ）同じくやりがいを感じたことは何がある？

一ノ宮さん:

新しいプロジェクトを主導してやり切って、それが周囲に認められたと感じたときが一番嬉しいですね。たとえばデータ分析基盤の構築では、経営陣やビジネスサイドを巻き込む必要があり、開発以外のことにも向き合うことから大変でした。

やり切った後、ビジネスサイドの方から「すごく助かる！」と言ってもらえたり、自分の貢献が目に見えるとやっぱり達成感がありますし、エンジニアとしての成長も実感できますね。

働く環境とチームの雰囲気

ーー働く環境やチームの雰囲気はどんな感じでしょうか？

千葉さん:

僕のチームは週2日出社、週3日リモートという働き方なんですが、どなたとも気さくに話せます。雑談だけじゃなくて、技術的な質問でもすぐ対応してもらえるので、コミュニケーションコストは低いですね。

とはいえ単に仲良しで集まってるわけじゃなくて、仕事は仕事として価値提供を最大化しようとみんな真剣で、雰囲気は良いけどやるときはやるという働きやすい職場だと思います。

一ノ宮さん:

コミュニケーションが円滑です。社内チャットのSlackでオープンに質問もしやすいし、過去の経緯も追いやすいのがいいですね。先輩たちも『質問してほしい』という雰囲気を出してくれているので、心理的安全性があるというか。困ったら声をかけてOKな体制はありがたいです。

技術スキル習得について

ーー入社後、技術スキルはどのように磨いていきましたか？

千葉さん:

入社して事業部配属後、実際のプロダクト開発を通じてOJTスタイルで学ぶ形でした。資料を読み込むこともありますが開発における前提知識が必要なことも多く、先輩社員へ頻繁に質問しながら実践で覚えていきました。

一ノ宮さん:

私はクラウドインフラを触ることになった一方、『そもそもAWSって何？』という状態から始まりました。大学でプログラミングは学ぶことはありましたがインフラは経験してなかったんですよね。

そこで一週間座学の時間を貰い、その後にOJT形式で業務に入りながら教わりました。業務上のゴールを1つ1つ設定して、研修と実践を繰り返していたらいつの間にか身に付いたって感覚です。

理系就活生へのアドバイス

ーーこれから就活を迎える理系学生さんへ、メッセージをお願いします。

千葉さん:

自分の考え方や行動指針を企業へ無理に合わせない方が、自分に合った企業に出会いやすいと思います。内定をゴールにして無理に入社すると、短期離職などのミスマッチになりかねません。

素直に『自分はこういうことをやりたいんだ』と発信し、合う会社を探すのが、一番幸せな就職に繋がると思います。

一ノ宮さん:

私はひたすら量をこなすことも大事だと思っています。いろんな説明会やイベントに行ってみることで、自分に合う会社や想定外の会社に出会えることもあるし、『話を聞いてみたらすごく面白かった』ってこともあるんですよね。

オンライン説明会とかは気軽に参加できるので、ぜひ数多く取り組んでみてほしいです。

まとめ

千葉さん、一ノ宮さんからお話を伺う中で、「裁量の大きさ」「多様なチャレンジ」「周囲に助けを求めやすいオープンな文化」 といったカウンターワークス社の魅力が伝わってきました。

お二人とも学生時代は電気・電子情報工学、化学やゲームといった多様な背景をお持ちですが、入社後は実践を通じて必要なスキルを習得し、圧倒的なスピード感で成長している姿が印象的です。

カウンターワークス社では新卒採用を積極的に行っており、理系就活サイト「リケイマッチ」もご導入いただいています。

「スタートアップならではのチャレンジ」「空間活用・商業施設のDX」等、少しでも関心のある方は、ぜひチェックしてみてください！

株式会社カウンターワークスの採用情報はこちらから
https://counterworks.co.jp/recruit